教員だけど留学したい、けど毎日が忙しくて留学する時間がない
海外の学校現場へ行って学んでみたい
教員をやりながら、休みの期間に海外へ行くことも簡単ではないよね
そうだよね。今回は、毎日が忙しい教員でも留学をしたり、海外の学校現場へ行く方法をまとめたよ!
・教員でも留学する方法がわかる
・海外の学校現場への行き方がわかる
この記事を書いたひと
教員が1度は留学・海外へ行くべき理由
まず最初に、教員志望の大学生が留学・海外へ行くべき理由を2つにまとめたよ
小学校教員・教員志望の大学生が留学・海外へ行くべき理由
- 異なる文化に触れることで、国際的な・グローバルな視野を広げ、多様な価値観を理解しやすくなる
- 研究や人との交流を通じて、専門知識を深められる
→それに加えて新しい教育方法、カリキュラムも学んで、豊かな学習体験を提供できればよりよい
教育者の自身が成長することで、教育の質の向上にもつながる
教員志望の大学生が海外へ行くことで、教育者自身の成長・多様な価値観の吸収からよりよい教育を子どもたちに提供できるんだね
なにを目的に留学するのか
まずは何を目的に留学をするのか定めよう!ここでは『語学の習得』と『海外の文化や価値観に触れる』ことの2つを見ていくよ
もちろん、海外へ行くことでも海外の文化や雰囲気を味わうことができますが、単に観光としていくと現地の人と触れる機会が少なく、せっかく海外へ行ったのに得るものが少なくなってしまいます。
そこで今回は『留学する』ことに焦点を当てていきます!
語学の習得
1つ目は『語学の習得』です。特に英語ができるようになるメリットはたくさんありますが、英語を話せる教員だと学校現場ですぐに活用できます!
〇英語ができる教員のメリット
- 学級に外国にルーツのある児童がいてもコミュニケーションができる
- 外国にルーツがある保護者がいてもコミュニケーションができる
- 日本だけでなく、海外のコンテンツから教材を引き出すことができ、授業や学級経営のバリエーションが増える
英語ができることでこんなに学校現場ですぐに役立つことがあるんだね!
もちろん日本で英語の習得はできますが、リスニング・スピーキングのスキルを習得するのに1番手っ取り早いのが『留学をすること』と『外国の方と英語で実際に会話をすること』です!話す相手がそばにいて、実際の海外の雰囲気も味わえるのが魅力な点です。
以下にコマジローおすすめの留学エージェントとオンライン英会話、英会話カフェがあるのでぜひ活用してください!
「留学するにはコストがやっぱりかかるから、日本にいても英語ができるようになりたい!」という方はぜひこちらの記事を参考に勉強してみてください!
ぼくはもともとTOEIC300点台でしたが、外国の方と英語で話したくてひたすら勉強をして今ではTOEIC900点台です!
海外の文化や価値観に触れる
2つ目の留学する目的は『海外の文化や価値観に触れる』です。
まずは教員が海外の文化や価値観に触れるべき理由を取り上げていくよ!
〇教員が海外の文化や価値観に触れるべき理由
→グローバル化によって国境にかかわらずそれぞれのコミュニティがより密接につながるから。
現代はグローバル化によって「国境」の意義があいまいになり、各国が相互に依存し、国際社会の動向を無視できなくなっている状態です。
今後はより一層、科学技術やAIによって国やコミュニティが密接につながることが予想されています。
そのような中で、教員は子どもたちに
『国際理解・異文化理解』
『第二言語習得の大切さ』
『グローバルな社会で活躍することの必然性
を伝える必要があります!
そこで、教員自身が日本以外の環境での経験が少しもない、つながりを持ったことがない、場合、子どもたちへ質の高い教育を提供することができるのでしょうか?
教員が実際に海外へ行った経験があることで、子どもたちの視野は広がりやすくなるね!
そうだよ!教員の経験が学級経営や児童の指導に影響を与えるから、海外へ行く経験はとても大切だよ。
そして、教員の方に強くおすすめするのが海外で現地の学校現場も実際に見る、経験することです
次の項目で『教員が海外の学校現場に行く方法』をまとめました。
海外の学校現場へ行く方法
ここからは『ボランティア』『JICAの海外青年協力隊』『日本人学校』の3つに分けて教員が海外の学校現場へ行く方法をまとめたよ
海外の学校現場へ行くことで、日本の学校現場では得られない知識・経験を習得し、なによりも日本に戻ってからそれらをすぐに職務へ活かすことが最大のメリットです!
ボランティア
画像元:教育の海外ボランティア | Projects Abroad (projects-abroad.jp) (2023.10.12)
まず紹介するのは教員の方におすすめの『ボランティアに参加する』ことです!
一定の参加費を出すことで、短期間でもさまざまな地域の学校現場から選んで、行けるのが最大のメリットです。
国・地域 | 施設 | 主催団体 | サイトリンク |
カンボジア | 小学校 | ぼらぷら | https://volunteer-platform.org/internship/cambodia-long/ |
イギリス | 日本語教室 | 国際交流基金 | https://schoolwith.me/columns/31999 |
フィンランド | 小学校 | Global teacher program | GTP IN FINLAND – Global Teacher Program (icc-npo.com) |
ロサンゼルス | 小学校 | ライトハウス・キャリア・エンカレッジ・USA | https://lceusa.com/volunteer-program/about-atp/ |
アフリカ等 | 小学校 | Projects Abroad | https://www.projects-abroad.jp/volunteer-abroad/teaching/ |
以上にまとめた以外にも、小学校などでのボランティア支援を行っている団体・プログラムは数多くあります。
海外の小学校へ行くと、日本の学校教育との違いが分かり、良さや課題を見つけることができるとても貴重な機会になるよ!
さらに、休職など時間を確保して海外の学校現場へ行きたい方向けに、『青年海外協力隊』『日本人学校』の2つを紹介します!
青年海外協力隊
画像元:小学校教育 | JICA海外協力隊 (2023.10.22)
『海外青年協力隊』とは、政府開発援助の一環として、独立行政法人国際協力機構(JICA)が行うボランティア派遣制度だよ。 開発途上国で現地の人たちと生活を共にして、同じ目線に立って課題解決に貢献するための活動を行うよ
海外青年協力隊の教育活動内容
- コミュニティ開発での生活改善や産業育成の支援
- 教師やPCインストラクターでの指導法の教育や実際の授業
- 家畜飼育での農家への飼育方法の教授
- 現地の先生と一緒に、算数、理科、音楽、体育、図工等の授業を行ったり、授業手法や教材の改善に取り組んだりすることで、児童がよりよい教育を受けられる環境づくりを行う
- 日本語、日本文化・日本事情に関する授業の実施
- 現地教師の日本語運用能力や教授技術の向上のための協力
- 日本文化祭、スピーチコンテスト等のイベントの企画・実施
現職教員特別参加制度
けれど、せっかく教員をしているなら仕事をやめずに海外に行けた方がいいよね
そうだよね!そこでJICAは「教員の仕事をキープしながら協力隊の活動に参加できる」以下の制度を設けているよ!
〇現職教員特別参加制度とは
公立学校、国立大学附属学校、公立大学附属学校、私立学校および学校設置会社が設置する学校の教員が「教員」としての身分を保持したまま青年海外協力隊へ参加する制度。
現職派遣の意義から応募資格、対象国など
次に、以下が現職派遣における特徴だよ!途上国での体験を帰国後の日本での職務への活用例などがまとめられているよ
〇応募資格
・「外国の地方公共団体の機関等に派遣される一般職の地方公務員の処遇等に関する法律(法律第78号昭和62年6月制定)」の適用を受けて現職を保持したまま青年海外協力隊及び日系社会青年海外協力隊に参加可能な地方公務員の教員であること(公立学校教員の場合)
・現に「教員(助教諭、養護助教諭及び講師を除く)」として勤務し、参加年度当初に勤務3年以上の実務経験を有すること
※教育委員会等によっては、3年ではなく5年以上の実務経験が条件となることもあります。詳細は所属の教育委員会等にご確認ください。
※栄養士や実習助手などの現職が「教員」でない方については、本制度の対象になりません。ただし、一般の応募方法により現職を保持したまま参加することは可能ですので、参加を考えている方は応募前に所属の教育委員会等にご相談ください。
・日本国籍を有すること
・年齢が20歳から45歳までの方
〇確認すべきポイント
- 開発途上国での協力活動に支障がない程度に心身共に健康であること
- 単身で赴任できること(家族同伴の参加は認められておりません)
- 語学力の向上や新たな外国語の習得に努力を惜しまないこと
- 参加期間終了後も引き続き教員として勤務する熱意を有すること
〇主な対象職種
学校教育、数学教育、理科教育、障害児・者支援、青少年活動、体育、音楽、環境教育、美術、幼児教育、学校保健、PCインストラクター、日本語教育
〇主な対象国
- 青年海外協力隊及びシニア海外協力隊:世界約70ヵ国
- 日系社会青年海外協力隊及び日系社会シニア海外協力隊:中南米等
現職教員特別参加制度を使わなくてもJICAの青年海外協力隊には参加できるの?
もちろん可能だよ!働いている職種や年齢によって異なる休職制度を活用することで現職でも参加できるんだ。
・公立学校教員:派遣条例や自己啓発等休業制度等の条例
・国立大学附属学校・公立大学附属学校・私立学校などの教員:それぞれの休職制度で参加可能
・46歳以上の教員:現職教員特別参加制度を利用せずに、JICA海外協力隊への現職参加が可能
以下に海外青年協力隊の参考サイトのリンクがあるのでぜひ活用してね!
日本人学校
日本人学校とは、国内の小学校、中学校又は高等学校における教育と同等の教育を行うことを目的とした、全日制の教育施設だよ!
海外にある日本人学校で日本のカリキュラムのもとで行うため、語学の向上は大きくないですが、給料をいただきながら海外の環境に身を置くことができます。
業務内容や選考方法など
応募方法は「文部科学省の派遣教員になる」か、「海外子女教育振興財団の学校採用教員」になる、の2通りです。
今回は「文科省の派遣教員になる」パターンを主に取り上げるよ!
〇業務内容
派遣教師の職種には校長、教頭及び教諭があり、日本人学校の場合はそれぞれの教育業務を行うこととなります。
〇派遣期間
原則、2年間です。ただし、評価等に応じて2年を限度として1年ごとの延長が可能です。
〇選考方法
毎年、所属機関の長に対し、在外教育施設に派遣する教員の推薦を依頼
→各所属機関の長は、面接等による選考の上派遣教員として適当と認める者を文部科学省に推薦
→各所属機関の長から推薦された者について書類審査及び面接による選考試験を行います。
〇派遣区分
3つの派遣区分
現職:都道府県教育委員会等に所属している教師が対象
シニア:義務教育諸学校の教師等の職を退職した方、又は派遣される年度の前年度末までに退職予定の方が対象
プレ:将来日本国内で正規採用教諭を目指す方が対象
*注意点
派遣を希望しない国又は地域の希望をすることはできますが、派遣先については文部科学省において諸条件を総合的に勘案して決定するため、必ずしも本人の希望どおりにはなりません
参考サイト
・在外教育施設の概要:文部科学省 (mext.go.jp) (参照:2023.10.22)
・在外教育施設派遣教員について:文部科学省 (mext.go.jp) (参照:2023.10.12)
・在外教育施設派遣教師の募集に関するよくある質問について:文部科学省 (mext.go.jp) (参照:2023.10.12)
最後に
以上が『教員が留学する方法』だよ!
今回紹介した活動や制度以外にもたくさんのプログラムがあります!
これからの教員人生やキャリア形成について目標ややりたいことを明確にした上で、実際に海外での経験をしていただく手助けが少しでもできたら嬉しいです。
ぼくはほんの少ししか現職として学校現場での経験ができませんでしたが、全力で『これからの日本・世界の教育をより良く』したいです。そのためには学校現場での先生方の力がなによりも不可欠だと信じています!
このほかにも教員に関する記事を更新しているのでぜひ関連記事から遊びに来てくださいっ
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